中古車を買う前に押さえておくべき3つの重要ポイント
中古車は1台1台状態が違う
中古車は新車と異なり、1台1台、車の状態が異なります。そのため、中古車を買う際は、様々な確認をしなければなりません。同じ車種でも、年式、走行距離、車の状態(キズ等)、オプションの有無などによって価格が変わります。
価格は、なぜその価格にしたかという根拠があります。高いのは高いなりの、安いのは安いなりの理由があるのです。
1.市場価格を確認する
同じ車種・モデル・年式の中古車が市場でどのような価格で販売されているかを調べます。これは、ネットで簡単に調べることができます。
まずはネットで自分が欲しい車種を調べてみて、どのくらいの価格までなら許容できるかを確認します。
2.車の履歴を確認する
車の使用状況、事故歴、メンテナンス履歴などについて確認することが重要です。まずは、車両内外の状態、整備状況、タイヤの状態などを重点的に確認します。
車検証と一緒に整備記録が備えられていることが多いです。整備記録には車両の修理履歴や整備履歴が記録されています。
整備記録には、車検や12ヶ月点検の記録、車のオイルやタイヤなどのパーツ交換の時期が記録されています。
正確に記録されていれば、車が適切にメンテナンスされていたと判断することができます。
車が適切にメンテナンスされているということは、購入後も安心して乗ることができる可能性が高くなります。
逆に、整備記録がない場合は、見えない不具合が隠れていて、購入後にその不具合が発生する場合があります。
3.車の保証内容を確認する
車を購入した後、販売店が一定の条件下で不具合を保証している場合があります。保証内容は、販売店によって異なるので、必ずチェックしておきます。
保証があることによって、安心して中古車を購入することができます。
①期間保証
期間保証とは、中古車を購入してから一定期間内に発生した不具合や故障を中古車販売店が保証してくれます。
期間は中古車販売店によって異なり、数ヶ月から1年程度が一般的です。
しかし、全ての不具合や故障を保証しない場合もありますので、契約の際に保証範囲を必ず確認しておきます。
②走行距離保証
走行距離保証とは、中古車を購入してから何kmまでは保証するといった内容のものです。
例えば、「購入後6ヶ月以内、走行距離10,000km以内の場合に限り保証する」などです。
先に紹介した「期間保証」と「走行距離保証」が一緒になった保証です。
車は走行距離が増えれば、故障する発生確率が上がります。
そのため、期間だけの保証だと、たくさん距離を乗った場合、不具合が発生する可能性が上がるので、中古車販売店の負担が増えることになります。
そのため、中古車販売店は、期間に距離を保証の条件に加えています。
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